保育士のクレジットカード続編
2019/05/03
保育士のクレジットカードについての続編です。
繰り返しお伝えしますが、このサイトはクレジットカードへの入会を勧めるサイトではありません。
保育士がクレジットカードをもつメリットについては前回解説をしました。

そこで今回はクレジットカードならびにカードローンで失敗した保育士の話をあわせて掲載しておきます。
やはり一番怖いのは『カードローン』と『リボ払い』です。この2つだけは本当に使い方に気を付けましょう。
リボ払い
毎月一定額を返済していく支払方法です
50,000の買い物をした場合、リボの設定が5,000なら毎月5,000ずつ支払っていく感じです。
一見するとただの分割かと思うんですが分割と違ってじわじわと着実に借金が積み重なっていくシステムです。
分割払いの支払い例
50,000を2回分割で購入した後10,000を一回で購入した場合
翌月は50,000の半分で25,000+10,000で35,000になります。
その翌月に残りの25,000を払っておしまいです。
リボ払いの支払い例
50,000をリボ払いで購入し別で10,000もリボで購入
翌月の支払いは5,000でリボの残高が55,000です。
自然に1年のローンが出来上がります。
リボ払いの支払い額は一定ではない
最初は月々3,000円とか5,000円です。
この金額は自分で設定できるので人によって変わりますが、負担の少ない金額で設定してしまいがちです。
そうなるとその分返済期間が長くなり、そして利息が増えていくという仕組みに陥ります。
クレジットカードを使って30万円ほど借りてしまった場合の失敗例です。
リボ払いの金利は実質年率18%前後。
イメージでいうと、、、1年間で54,000円の利息で済むという考え方ですが、実際は異なります。
毎月30,000円払っていてもそのうちの3,000円は金利手数料。
細かい数字はここでは意味がないのでザックリ行きます。
- 月3,000の金利手数料を7年払い続けました。
- 3,000×12ヵ月で36,000円
- 36,000×7年で252,000円
その時のリボ残高によって多少の上下はあると思いますがこれぐらいの利息を支払うことになってしまったそうです。
カードローンで最も怖いリボ払いは分割で負担なく返せるという勘違い。
どうしても借りるのであれば1回払いで翌月の給料で返せる金額が限度と理解しておきましょう。
◆仮想通貨は現物購入で行うもの
さて、この記事のちょうど2年前に仮想通貨が暴落をして大打撃を受けたというNEWSが多くでましたが、保育士はあまり手を出していなかったようです。
実はこのNEWSで被害を受けたのは『借金して購入』『クレジットカードで購入』『レバレッジで取引』の3点。
レバレッジは10万円しかないのにその10万円で50万円分購入できる仕組みを使って取引してしまうこと。つまりは借金みたいなものです。
当然成功すれば利益も大きく、借金することもありませんが・・・結果として10万円以上の損失をすることで借金生活に。。。
実際に暴落をする半年前から仮想通貨を始めた人は確実に儲けていましたが。。。現物と言われる借金以外の取引をすることが望ましいと言えますね。
とても便利で使い方次第ではかなりお得なクレジットカードですが、使用する際には正しい知識とリスクのある使い方もあることを理解しておくとよいでしょう。