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保育関連の施設による特徴

東京都認証保育所(認定保育室)

2016/08/11


少し前になりますが、国の認可の基準が厳しく待機児童の解消が進まない中で、自治体が独自の制度として子ども1人あたりに必要な保育室内の面積などの条件を緩和した認定保育室の開園を進めました。
今回は『東京都認証保育所』を中心に認定保育室について説明していきます。

東京都認証保育所の特徴

A型とB型

「血液型かよっ!」ってつっこんでしまった方……はい、いませんね。えぇ、私、決してスベってなんかいません。きっとそうだと信じています。
A型は0〜5歳のお子様を預かる施設で定員が20〜120名となっております。
また、園庭(屋外遊技場)の設置をするか、近所に園庭の代わりとなる公園をはじめとした代わりの施設があることが条件となります。

B型は0〜2歳のお子様を預かる施設で定員が6〜29名となっております。
こちらについては乳児クラスが中心であるため、園庭等の規定は設けられておりません。

また、東京都認証保育所は常勤職員の6割以上保育士を配置すると定められています。
この規定は裏を返せば4割弱の方は無資格でもOKという事ですので、資格なしの方でも正社員や契約社員で働ける求人募集が出やすい施設形態です。

開所時間が長い

認可保育園が基本的に11時間(基本時間前後の延長保育や夜間に保育をおこなっているところもあります)であることに対し、認証保育所は13時間以上の開所が義務付けられているため、シフトの幅が広くなります。

この点については働く側の方々も好みも分かれ、朝早くから出勤して夕方以降の時間を有効に使える日が欲しい方(7:00からのシフトだと16:00には終わります)や、たまには朝寝坊したい方(21:00までのシフトだと12:00からの出勤です)には魅力的です。
反対にある程度安定したリズムで仕事をしたい方は7:30~19:00くらいの園を選ぶのもありかも知れません。

現在の状況

まだまだ待機児童解消には足りないものの、認可保育園がどんどん作られています。
認証保育室は一般的な無認可園と比べると保育料は安いですが、さすがに認可と比較すると高くなります。

したがって、近隣に認可保育園ができてしまうと、園児がそちらに行ってしまい経営が苦しくなることがあります。
また、2015年より狭いスペースを活用した小規模保育室が国の認可事業となったため、生き残りをかけて認証保育所から小規模認可に移行している例もあります。

その他の認定保育室

認定保育室の中で東京都認証保育所を除くと最も有名なのが『横浜保育室』です。
その他にも『せんだい保育室』や『川崎市認定保育園』、『相模原市認定保育園』、『川口市認定家庭保育室』など、様々な自治体で実施されています。

定員数や職員配置、こども一人あたりの必要面積は異なりますので、詳しくは区のホームページなどで調べてみるとよいかもしれません。


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