行事 〜運動会特別編〜
2016/08/13
子どもの成長が強く実感できる運動会
子どもたち・保護者・保育士・幼稚園教諭のみんなが感動の渦に飲み込まれる運動会。
4月には頼りなかった子どもが逆立ちなんかしちゃってると、本当にびっくりします。
かけっこで1等賞になった子の溢れんばかりの笑顔も、なれなかった子の悔し涙も本当にかわいすぎて胸を打たれます。
終わった後の達成感(疲労感も?)は行事の中でも格別です。
今回はそんな保育園・幼稚園での運動会について、お話ししていきます。
特別版ですので、今回は1ページまるまる運動会の話題でいきましょう。
先生から見る運動会
それでは、今回は先生の立場からこの運動会という行事を見ていきましょう。
まず、係の分担や実施種目の決定など、事前の会議が行われます。
次に、運動会に向けて準備や練習が始まります
入場門や退場門、当日のプログラム、お手伝いしていただく保護者の腕章作りetc…とにかくたくさんの制作が待ってます。
また、幼児期の運動会における最大の華、ダンスも最初はなかなか揃わず大変です。
組体操がある園では、正直、もう本番に間に合う気がしてきません。
そして迎える本番。
どんなに緻密な計画を立ててもやっぱりバタバタします。
とにかく信じられないくらいのスピードで時間が過ぎてきます。
そして閉会式。からの解散。
……ですが、先生たちはまだ終わりません。
ここから、疲れた体にムチを打って、運動会で使用した荷物の片付けをします。
次の日は結構、筋肉痛になっちゃってたりします。
で、締めのミーティング。
やっと解放されます。
次の日は起きれないくらい疲れてたりします。
とりあえずぐったり休みます。
まとめますと、とにかく大変です。園にもよりますが、一般的には年間で1,2を争うくらいに力を入れる一大イベントです。
運動会の意義
散々大変な話ばかりをしましたが、休み明けに園に行ってみると、子どもたちが運動会の思い出についてたくさん話してきます。
「ぼく、ちゃんとできたんだよ!先生見てた?」
「おうちかえったらパパもママもたくさん『すごいね、がんばったね』っていってくれた!」
もう、疲れなんて吹き飛びます。
この子たちのこの笑顔を見るために、今の仕事を選んだんだって改めて思ったりします。
普段、なかなか意識できない大切なことにたくさん気づくきっかけにもなる運動会。
準備などで大変なこともあるかと思いますが、頑張って乗り越えてくださいね。