
保育園と幼稚園の違いって?メリットとデメリットは?
2017/09/29
今回がこのブログでの初投稿です!第1回のテーマは、【保育園】と【幼稚園】の違いです。
既に両方での実習を経験済みの方や、現場で活躍中の方は、それぞれの良いところ(メリット)とそうでもないところ(デメリット)をわかっている方も多いと思いますが、改めて保育園と幼稚園の特徴について、いくつかの項目ごとにお話ししていきます。
保育園と幼稚園のそれぞれの特徴
・幼稚園の方が休みが多い!?
学生さんにはおなじみの【夏休み、冬休み、春休み】といった長期休暇があるのが幼稚園の特徴です。もちろん、休暇中であっても当番や日直や、園によっては預かり保育もあるので学生時代のように長期休業中は完全休みというわけにはいきませんが、それでも保育園と比べるとかなり長めの休暇をとることができます。
・1日あたりの労働時間は保育園の方が短いことが多い
1日あたりの労働時間については、どちらかというと保育園の方が短い傾向にあります。労働基準法で働く時間の上限が決まっているため、保育園は長期休暇が少ない分(※短めの夏休みや年末年始休暇は結構取れるところもあります)、日によって短時間勤務の日を作ったりしてバランスをとっています。
・園行事
行事については幼稚園は教育の場ということもあり、保護者やおじいちゃん、おばあちゃんの前で成長した姿や日ごろの成果を発表する場として力を入れているところが多いです。実際に幼稚園教諭の方々からは、「行事前は学生時代の実習並みにかなり忙しい!」って声もたまに聞きます。園によって異なりますが、大きなイベントであることが多い『運動会』や『生活発表会』、『夏祭り』、『クリスマス会』の前は特にしんどいっていう意見が多いです。ただ、やり遂げた時の達成感も行事の魅力。
昔から【体育祭】や【合唱コンクール】の前になると気持ちが高ぶるっていう方は、幼稚園の適性があるかもしれません。
・保育園は主任、園長になりやすい
養成校にいる間は「自分が主任や園長をしている姿なんて想像できない……。」って思ってる方がほとんどです。
確かに学校を卒業して1,2年目は毎日がいっぱいいっぱいで光のような速さで過ぎ去っていくので、そんな事を考えてる余裕もありません。
ですが、だんだんと余裕ができてきて、『自分の考える保育』が形になり始めると、それを実践できる環境について考えるようになっていき、管理職を目指す人が増え始めていきます。
現在、待機児童が増え続けている事もあり、保育園が続々と建てられています。
過去にないペースで新規開園が続いている為、保育士はもちろんのこと、主任や園長といった管理職の求人枠も多く出始めています。
また、給与の低さがよくニュースで話題に出ていますが、園長クラスになると一般業界の平均も大幅に超えていくケースが多くあります。
主に株式会社にはなりますが、管理職になるための目安としては、保育現場での経験が【主任=5年】【園長=7~10年】と言われています。
男性保育士の方はもちろん、女性でもしっかりと稼ぎながら頑張っていきたい方は、是非とも目指してみてください。